IoTとは?
ネットにつながる家電などの普及により、よく耳にするようになった「IoT」という言葉。しかしその仕組みや事例はというと、説明できない(T_T)、という人も多いかもしれません。
今回は、意外と知らない「IoT」の具体的事例やその仕組みを解説します💁♂️💁♂️💁♂️
近年、急速に普及してきた「IoT」ですが、今後次世代回線5Gの普及によりますますの普及が見込まれています。
IoT家電などの普及により、言葉として定着してきた感がありますが、実際に私たちの生活にどう役立ち、どういう物に使われているのでしょうか?
「IoT」とは、「Internet of Things(モノのインターネット)」の略で、あらゆる「モノ」がインターネットに接続可能になることを指します。
従来、インターネットに接続できる端末はパソコンに限られていましたが、現在ではApple Watchのような時計や、ネットで数値管理ができる万歩計などの様々なモノがネットに繋がっています。
このようなIoTの進展は、個人の生活だけでなく製造業や働き方といった産業の分野にも変化をもたらすとして注目されています。
例えば製造業界では、IT化と相性がよい産業用ロボットや自動専用機(装置)の普及が進んでおり、ITによる効率化の恩恵を大きくうけています。
工場内の機械とインターネットをIoT技術を用いてつないで、効率的な稼働を実現している工場を「スマートファクトリー」と呼び、日本国内にも広がりつつあります。
現在、国をあげて取り組んでいる働き方改革の一環として、多くの企業が「生産性向上」に取り組んでいますが、業務をより効率化するために、スマートファクトリーの仕組みを取り入れ、これまで人手が必須だった業務においても省人化を進めている事業所も増加してきています。
またスマートファクトリーでは産業用ロボットや製造装置の稼働状況を常に計測しながら、インターネットを介して簡単に共有できるようになる為、工場をより効率化するための改善策を考えることが可能となりました。
また、身近な生活の中では「コネクテッドカー」と呼ばれる、ネットにつなぐ機能を持った自動車が開発されています。
ネットに繋がれることで車両の状態や周囲の道路状況などの情報をデータセンターに蓄積・分析することで都市部の渋滞回避などの新たな価値を生み出すことが期待されています。
実はコネクテッドカーの技術自体はもう実現しつつあり、5Gなどの高速通信の普及によりリアルタイムに大容量のデータを送受信可能になったことで、スマートフォンなどのモバイル端末連携型のコネクテッドカーを中心に普及が進んでいます。
具体的には、コネクテッドカーの機能として盗難車両追跡システムというものがあります。これは所有する車が盗難に遭った時、その車の位置を追跡できるというもので、トヨタの「T-Connect」というものなどが有名です。
レクサスなどの上位車種では、さらに進んで遠隔で盗難車両のエンジンを停止したりすることができます。こうしたことが可能なのも、車がネットワークに繋がっているコネクテッドカーならではのことです。
今度、安全性への貢献やエンターテインメント機能などをはじめ、さらなるサービスの拡大にともない市場としても大きな成長が見込まれています。
2025年は新車のコネクテッドカーと既存車のコネクテッド化を合わせて、2013年比6倍弱の6,500万台を超えると予測※されており、ゆくゆくはほとんどの自動車がネットとつながる時代になってくるかもしれません。
(※出典:富士経済「コネクテッドカー関連市場の現状とテレマティクス戦略2014)
当社では、フィンテックをはじめ、クラウドサービスや、高速回線を活用した様々なサービスのご相談を承っています。
気になるサービスがあれば、お気軽にお問合せ下さい💁♂️
👉👉BtoBホールディングス サービス紹介:https://btob-holdings.co.jp/service/